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都市部における境界紛争の予防は工程にあります。
  地図作成作業における、境界紛争を防止するために、境界点調査・現況測量・画地調整・筆界点現地表示の四つの工程を「一筆地立会」の前に行います。
1.境界点調査  
<境界点調査>
 境界点調査とは、対象区域内のすべての土地について、一筆づつ境界標の有無や地形・地物を調査すると共に、土地の所有者から、境界についてご意見を聴取します。また土地の所有者が筆界の位置の特定に必要な図面等をお持ちの場合は、拝見させていただきます。
2.現況測量
   
<現況測量>
境界点調査において調査した、境界標や地形・地物を正確に測量します。
3.画地調整
   
<画地調整>
 現況測量の結果をベースとして地積測量図・土地所有者提供図面・各種管理図・道路境界確認図等に基づき、最適な筆界点を得るために調整計算を行います。
 地積測量図等の客観的資料が存在しない土地については、登記簿地積や分筆経緯等をもとに調整を行います。
 この画地調整の結果として得られた筆界予定点を現況測量図上に図示した図面を調査図素図として、一筆地立会に使用します。
 

 

4.筆界予定点の現地表示    
<筆界予定点の現地表示>
画地調整により計算された、筆界予定点を、現地に白ペンキで表示します。
この時点で登記簿より地積が減少している土地については、その旨を土地所有者に報告します。

 

5.一筆地立会    
<一筆地立会>
 一筆ごとに現地に表示された筆界予定点を土地所有者に立ち会ってもらいます。立会が完了した筆界予定点は、赤ペンキで表示され、筆界点として認定されます。
 

 

 

 

都市部における境界紛争の予防と土地家屋調査士